「壁塗さんこ節」とは約300年前の江戸の元禄年間に起源を持つ郷土民謡の一つで、安来節の元唄だとも言われる。
軽快なテンポに合わせて左官職人が、土壁を塗り上げる情景を演じたのが「壁塗りさんこ節」。
さんこ さんこと 名は高かけれど
さんこ さほどの器量じゃない。
三朝名物壁塗り踊り
聞いてお帰りさんこ節。
親の意見となすびの花は
千に一つのあだがない。
色で身を売るスイカでさえも
中にゃ苦労の種がある。
めでた めでたが三つ四つ五つ
五つかさなりゃ五葉の松
えびすさんが土練りで、大黒さんが
こて取りで、八間四面の酒蔵塗らさる。
さった めでたいな-
色で迷わせ 味では泣かせ
はんにあなたはとうがらし
おまや百まで わしゃ九十九まで
ともに白髪のはえるまで
歌え 歌えと歌しえられて
歌はでません 汗が出る。
娘島田にチョウチョが止まる
止まるはずだよ 花じゃもの。
踊りましょいな どなたによらず
踊りで この場がはてるまで。